人生最高の出会い

昨日は人生でベスト3くらいには入るであろう事があった。

 

運命という言葉を経験した気がする。

 

バイト先の合格祝賀会とその後の話。

 

担当していた生徒が張り切っていたため、

 

それとは正反対の感情であったが参加することとにした。

 

参加してみると案の定と言ったところか、

 

中々に居心地が悪い。

 

生徒は生徒同士で固まるが、

 

スタッフはスタッフで固まる。

 

僕はスタッフと言われる役だがそこは大人の世界。

 

実年21に対し、精神年齢12歳くらいなので

 

何か話していることだけは察することができた。

 

そんな中、祝賀会は無事終了し、二次会へと突入する。

 

二次会はカラオケらしい。

 

僕の中で「好きなものかつ下手なもの」選手権で

 

確実に上位に組み込むような種目だ。

 

2.3人で行くのはまだしもその人数で行くのは

 

文字通りの公開処刑となりかねない。

 

そのため、僕は足に徹することとして、その場を逃れた。

 

しかし、最後の最後に生徒に申し訳ないと感じたため、

 

帰りは送ろうとの約束をしていた。

 

 

 

ー午前2時。

 

「○○さん(本名)、迎えにこれますか?」

 

とのLINEの一報が入る。

 

本来、午前4時に終わるとの事だったが、

 

この子だけ抜け出したいとのことで(理由は定かでないが)

 

迎えに行き、自宅まで無賃タクシーさせてやろうと考えていた。

 

しかし、その子はドライブに行きたいといいだした。

 

僕はこれにとても驚く。

 

というのも、この子、僕の事を嫌っているのではないか

 

と思わせるほどよそよそしい態度を取ることがあるからである。

 

「ドライブ行きませんか?」の言葉に一瞬物凄く心臓が暴れだしたが、

 

直ぐに収まった

 

そして、海の中をドライブしてきた。

 

最初は会話なんて作れそうにもないなと思っていたが、

 

意外とマンガやアニメ、本などの趣味が合う。

 

僕が知っているもの基本的に知っているし、

 

それはお互い様で良かった。

 

たまに知らないのはご愛嬌。何となくでやり過ごす。

 

会話のメインは娯楽ものだったが、

 

時折挟むシリアスというか、本人にとって真剣な話をした。

 

例えば彼女は「あまり気のない男子から遊びに誘われて困惑している」

 

との事だった。

 

僕はこれに対し、「気がないなら行かなくても良いのではないか」

 

と、気がきいたのかきいていないのかよくわかない回答をした。

 

というか、「それよりこのドライブは大丈夫なのかな??」

 

とか思いながら複数の意味で胸が高鳴っていた。

 

僕の方もこの子になら話してもいいかなと、

 

珍しく自分の恋バナをした。

 

自分で話して行く中で、自分の乙女らしさが水面からプカプカ浮かんでいた。

 

彼女はどんな反応をしているんだろう。

 

どうやら、そう言った経験が少ないためよくわないらいし。

 

しかし、お互いに分かったことは、「追っかけられるより追いかける派」だも言うことだ。

 

別の言い方をすれば、「付き合ったら(好きになられたら)冷める」タイプ

 

かもしれないということだ。

 

それはそれで問題だなぁ。ある意味で。

 

その後、結局午前5時までおしゃべりにふける。

 

彼女の眠気が限界を超えて居るように見えたが

 

「帰りたい」とは言わなかった。

 

それが年上に対する礼儀なのか、それとも別のもの理由があるのか

 

などなど考えながらおしゃべりは続く。

 

彼女は、聞き上手なのだうか。

 

物凄く話すやすい。というか、心を開きやすい。

 

1番付き合いの長い友達でも心を閉ざすことがおおい僕だが、

 

彼女には心のドアを開けるというより取り外していた。

 

親や兄弟、2日前にあったとても親しい友人には言えない事、言ってもどうしようもないこと、をぶちまけた。

 

今思えば相当恥ずかしい。

 

よくあんなことが言えたものだと。

 

しかし、後悔は一切ない。

 

世界中の人間の前で恥をかこうが、

 

ここまで心を許せる相手と話せたのが嬉しかったからだ。

 

何があっても彼女と関係をもっていきたいと思ったし、

 

そう思われたいとも思った。

 

図々しいかな。嫌がられるかな。

 

そうであっても、一緒にいたいな。

 

そう思わせるような人に出会うことなんて、そうそうない。

 

何で、彼女はいきなりドライブになんて誘ったんだろう。

 

ただの、気まぐれか、何か理由があったのか。

 

そんな事をかんがえながら何したら彼女が喜ぶか考える

 

読んでくれてありがとうございました!